ドレンホース挿入

今日は手術の日。

 

今、左脇腹から尾てい骨下側辺りまでブッ込んであるホースがある。

このホースを交換して、大腸周辺の洗浄、造影剤を入れて接合部分の治癒状況を確認する手術になる。

もし、造影剤を入れて腸内に流れ込みがなければ接合部分が完全に塞がったという事になるのだが、はたして?

 

おもむろに手術は始まった。

特に麻酔をするわけでもなく、今飛び出してるホースをカットしてカテーテルをグイグイ挿入。

横のモニターで映し出されてる。

時折感じる痛みも我慢出来る程度。

腹の中が気持ち悪くなる洗浄も終わり、造影剤を入れる。

モニターを見ると結構な勢いで流れていく造影剤。

 

「ん?」

 

造影剤はホースの先端辺りから細いラインが、、、あ、腸の形に溜まっていくぞ?

 

「やはりまだ塞がってませんね」

 

残念ながらまだメシまでは遠いようです。そしてこの後は心臓までカテーテルを入れる手術がある。

一旦部屋に戻り休憩、次の手術の説明を受ける。

 

心臓カテーテルは点滴ではすでにカロリーが補填出来なくなっている患者へ強制的に濃い点滴を1番太い静脈からブッ込むというもの。

今入れてる場所から高濃度の点滴を入れると静脈が炎症を起こしたり詰まったりする危険がある。

そこで1番太い心臓へ直接ブッ込むというのだ。

もうやだよ〜ヤダヤダ!なんて言うわけにもいかないので、同意書にサイン。

 

オペ室でレントゲンを見ながら局部麻酔で普通に会話しながら40分ほどで終了です。

 

部屋に戻ると早速、容量1リットルのデカイ点滴に変更です。

これで2000kcalブッ込むことが可能になりました。と同時に今夜はまた術後の高熱にやられる予感。地味にキツイんだよね〜。

 

ま、気を取り直して、これから1週間が最後の絶食になる事を祈ってリハビリ頑張るぞ〜!!