エンディングノート

「今、君がこれを読んでいるという事は

僕はもう・・・」

 

こんな出だしから始まる手紙。

ドラマや映画のクライマックスだ。

 

主人公が愛する家族や友人に宛てて

最期に感謝や愛を伝える。

しかし、彼はもういないのだ。

 

なんて感動的で切ない場面だろうか!

 

そして何故か憧れたりもする。

それは多分、多くの人が普段から感謝や

愛情を伝えることをしていないから?

 

以前、仲の良い友人Kが

エンディングノートって知ってる?」

そう言っていたのを思い出した。

K曰く、遺言とは違う軽い感じのやつで

書き方も自由だし、意外と良いよ。

 

あの頃はまさかこんな病気になるなんて

思ってなかったし、自分が死ぬことを

全く想像出来なかったこともあって、

正直忘れてた。

 

入院中に電話もらったりして、

思い出したって言うのが正直なとこ。

 

ただ、これが中々面白い。

 

例えば自分しか知らない事。

WEBサイトのIDとかパスワード、

親戚の連絡先や、仲の良い友人なんかも

自分だけが連絡先を知ってるって意外と多い。

趣味の物とか、売ったらいい値段がつくのに、

知らないと捨てちゃったり?!

 

葬式の費用は何処から出すとか、

家族葬希望とか散骨して欲しいetc...

 

なんか感動的な手紙というより、

ジジイの覚書きになってしまいそうだ。

 

しかしながら、自分のいない世界を

想像しながら色々と妄想する。

 

やっぱり結構面白い。

 

そして結論。

 

ノートを作る前に断捨離が必要だ。

 

ダイレクトメールを放置してませんか?

衝動買いしてそのままの物ってない?

自分には宝物、でも他人からはゴミ?

 

オレは、あるぜ〜(笑)

 

エンディングノート

色んな意味でおすすめします(^_^)